30歳、新米パパが娘に贈る「生きる力」

愛娘の誕生により「生き方」を考え直す。 大きくなった時の娘に向けて、生きる為に必要な「抽象化力」「言語化力」「人を喜ばせる力」の鍛え方を書いています。

ある本との出会い

貧乏父さんと金持ち父さん、という本はご存知ですか?


先週、久しぶりに大学時代の友人と食事をする機会があった。

彼は上場企業に新卒で入社し、新人賞を獲得。本社勤務で、いわゆるエリート街道まっしぐらだ。

しかし、ここ最近、仕事や人生に不満を感じているそうだ。


上司に怒られ、休日も仕事をし、給料を楽しみに日々消化する人生に嫌気がさしたらしい。

側から見ていると、上場企業、新人賞、高給、エリート街道。
誰もが羨む生活。

しかし、彼の中での価値観がある本を機に変わったそうだ。


それが、金持ち父さん貧乏父さん。

本の内容に対して、賛否両論はあるが、
ここでは言及しない。



私は、この本には大学時代に出会った。

それからと言うもの、不労所得や不動産などに憧れを持つ事になる。

しかし普通の企業に就職せざるを得なかった。
その後の生活は悲惨だった。

私が新卒で入社した会社も業界では大手で待遇もそれなりに良かった。

しかし、学生時代に見てしまった世界が不労所得や不動産収入だ。

やる気が出ない日々。苦笑


どんな価値観を持つかによって、他人が見ると羨むような生活でさえ、悲惨な世界に変わるのだ。


私自身の経験から言うと、大学時代にあの本に出会わなければ、新卒入社した会社での生活はどんな日々だったのだろうかと思う。


時に人は、1つの本、1つの情報との出会いによって価値観が変わり、ある意味生きている世界が変わる事さえある。