30歳、新米パパが娘に贈る「生きる力」

愛娘の誕生により「生き方」を考え直す。 大きくなった時の娘に向けて、生きる為に必要な「抽象化力」「言語化力」「人を喜ばせる力」の鍛え方を書いています。

西日が、よく当たる宝くじ売り場

そのiPhoneのボタンがその大きさになった根拠知ってますか?




目に見える物事は、その物事の全体の僅かしかない。

例えば、今あなたが手に持っているiPhone

実物を持って体感できるのは、目に見えるデザイン、また使い勝手だ。

しかし、そこにはデザインが決まるまでのストーリーは見えない。



ボタンが何故この大きさなのか、何故この場所なのか。

画面の縁取りは何故この太さなのか。

何故この質感なのか。

はたまた、中身に至っては完全に見えない。


価格にしても何故この価格なのか。
価格の根拠は、あってないようなものだ。


あなたが見えているのは、100面以上ある中の1面にすぎないかもしれない。

これはどんな事においても言える。

という事は、普段あなたは人や物を見たときに、100面の中の一面だけを見て、物事の良し悪しを決めているかもしれない。

不要だと思っていた物が、実はとてつもなく価値あるものだったなんて話はよくある。



世の中の商品は、提供側が見せたい所を大きく見せたり、逆に見せたくないところは見せない事が往々にしてある。

ニュースになっている韓国の殺人加湿器は最も当てはまるものだ。


宝くじを買う時、誰しも当たる可能性の高い宝くじ売り場を選ぶ。

そうなると「宝くじ売り場」よりも「よく当たる宝くじ売り場」


池袋にある「西日が、よく当たる宝くじ売り場」。
買い手としては、当たりそうという期待感を抱きやすい。


求める側が、求める事を伝わる内容で伝える。

要は、物は言いよう、という事だ、

これは人と関わる上で、必要不可欠なスキルであり、意識しなければならない。


という事を、池袋の宝くじ売り場を見て思った。